現在の本会員数:156名

[2017年 トップメッセージ]

新しい年に突入しました。年始というのは、何か生まれ変わったような気分になります。

2015,2016と今まで想像もしなかったような技術が一気に広がりました。
昨年のはじめに人口知能の話をしている方はほとんどいなかったように思えますが、6月7月あたりになると書店は「AI」の雑誌で埋めつくされていました。
私たちが普段どおり生活しているその裏で、信じられないほどのスピードで技術が進化しています。
価値観が変わると、少し前までの常識は非常識に変わってしまったりします。

士業の業界は、「資格」を取ったら開業が出来てしまうという、何か車の運転免許と同じような形になってきていますが、私たちが社会的に担わなければならない職責をもう一度見つめ直す時がきているように感じています。
さらに、従来の手法に取って代わる斬新なビジネスモデルを提示するオンラインマーケットプレイスは、従来の規制の枠組みの限界に挑戦しています。

規制リスクに関し、たいていの起業家は反射的に、無視をするか、事前にすべて解決をするかという選択をしようとします。
特に最近、「チャンスを逃すぐらいなら、違反したとしてもやってしまって、後で謝罪する方がよい」という考え方で事業をスタートしてしまう企業も増えています。

ただ、このやり方では、メディアも行政も、そしてユーザーからも敬遠される結果を招きかねません。
ですから、規制リスクに対して、適切なアプローチは、無視をするのでも、すべて解決してから進むのでもなく、その中間に存在しているのだと思います。

事業リズムを崩したり、立法のスピードによってペースを落とすことなく、規制行政に働きかけ、建設的なアイデアを提案し、そして調和を図りながら進めていく。

行政書士ネットワークが目指しているのは、この「媒介者」のポジションです。

規制行政との対話、提案ができる存在になるということです。

今までのやり方が通用しない、こんなことを嘆くのではなく頭を切り替えて、新しい時代に対応できる準備をしましょう。
私たちの言葉と行動が、そのまま新しい時代のプログラムを、価値観を創ることになります。

2017年、士業として、行政書士として、品格を持ちながら社会のニーズに応えるサービスをつくりましょう。
私たちひとりひとりが、イノベーションを生む土壌を開拓することができます。
本年も、行政書士ネットワークをどうぞ宜しくお願いいたします。

2017年1月

DSC_0080

行政書士ネットワーク 代表 黒沢 怜央