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活動報告

2019.05.21

行政書士ネットワーク初期研修レポート

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行政書士ネットワーク初期研修レポート

5月18日・19日に行政書士ネットワーク初期研修を開催いたしました。
本研修はただ一方的に話を聞くだけでなく、「行政領域のプロフェッショナル」になるためのワークなどを通した参加型の研修ですので2日間を通して成長や課題を感じられたのではないでしょうか。

●1日目

「ビジネスマインド(経営)」
1日目は主に行政書士事務所を経営する上で必要になってくるスキルをワークを通じて習得しました。特に営業に関するスキルを学ぶために次のワークを行いました。

・メンタルモデルと変化への免疫システム
・第一印象要因
・コミュニケーションの2つの側面
・ストーリープレゼンテーション
・代表システム(VAKモデル)
・ラポールの記述

 

これらのワークを通して行政領域の専門家としてのコミュニケーションの取り方や物事の伝え方などを学ぶことができました。
参加者の方からは「自分が伝えやすいように話すのは楽だが、それでは相手には十分に伝わらず信頼もされないため、必ず相手の立場に立って物事を考える必要がある。」「相手の立場で物事を考えると、伝えるために必要な情報を整理できるため、より精度の高い仕事ができ、相手からの信頼獲得に繋がると思う。」「相手の信頼を得ることで、結果的に自分の仕事も進めやすくなるというメリットもあるため、自分本位ではなく相手本位で仕事をする意識を忘れずにいたい。」といった感想をいただきました。


●2日目

「法令を読み解く力」
2日目は行政領域のプロフェッショナルには欠かせない法令を読み解き、深掘りする力を身に着けるため、法令に関する考え方を中心にワークを行いました。
職域法を理解することで、新規開拓業務に取り組むこともできますし、しっかりとした根拠を持って業務の幅を広げることができます。
また、法令を深掘りすることで公文書を読みやすくなったり、許認可のお客様対応の際にも聞かなければいけないことや聞いたほうがいいことを根拠を持って理解することができます。

・職域法の理解
・法令判読法
・公文書判読の実務
・許認可業務のフロー
・課題抽出トレーニング

 

お客様が考える新しいビジネスやサービスを法適合させるための方法を提案することが行政書士には求められ、また醍醐味だと思います。そのためには、なんとなくダメそう、他の人がいいと言っていたなどの曖昧な根拠ではなく、法律的に白・黒・グレーのどれに該当するかを自分で思考し、正当な根拠をもって判断する必要があります。
初期研修ではワークを通して実践することで職域法の理解や法令を深掘りすることの大切さを学びました。
参加者の方からは「行政書士法や他士業法、業務の根拠法令について更に深堀りした知識を習得しなければならないと痛感した。」「業務を行う際も、根拠法の条文や成立過程を十分に理解することで、よりプロフェッショナルとしての仕事ができると実感した。」「十分な勉強をしなければ業務を始められないと思うこともあったが、まずは果敢に行動し、業務を通じて知識や経験を積んでいくことが最善策であると感じた。」といった声をいただきました。


行政書士ネットワークでは日本全国の会員同士の交流・情報交換やMonthly TrainingやWeekly GNETなどでの知識のブラッシュアップを行っています。

今後の主な予定
・Monthly Training(月例会):5月開催
・Monthly Training(月例会):6月開催
・Monthly Training(月例会):7月開催


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