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活動報告

2019.03.17

空間領域の法規制とこれから 受講生レポート

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東京都行政書士会・板橋支部「平成30年度下期業務研修会」

 東京都行政書士会・板橋支部主催の平成30年度下期業務研修会「空間領域の法規制とこれから」が実施された。
 黒沢怜央先生の研修ということもあり、他県からも多くの方々が参加されていた。行政手続きの申請方法というものではなく、空間領域についての法の絡みや利活用の検討、さらには映像なども混えた一線を画す研修会だった。

空間領域の法規制とこれから

 ドローンを例に法規制を学んだ後に、実際の地図を利用してどのような法律が絡んでくるかを検討していくことに。
 思考する時間を取る研修はあまりない。こんなに多くの法が関わってくるとは知らなかったので単純に面白かった。また、まだ成立していない法を行政書士が作っていくという視点も勉強になった。

空間領域のプロ達の声

 黒沢先生のほか、佐藤先生、笠井先生、佐々木先生という空間領域のプロ達の話を聞けたことも大きかった。実際にドローンが飛んでいるところを実演していただいたりして貴重な体験となった。小さいドローンだったが想像以上の気流が発生していたり、こんなに安定して飛行できるというのは実際に目にしないとわからない。経験することの大切さを再認識した。

戦略的行政法務

 「空間領域の法規制とこれから」というタイトル通り、ドローンの他にも様々なシェアリングエコノミーなどの空間領域についても勉強することができた。まだ法律ができていない部分や既存の法律では対応しきれないところがある。そんなところを専門的知識を持つ行政書士自ら法を作る側にまわったり、ビジネスとして提案・フォローしていくという「戦略的行政法務」が大切になってくるとの話は刺激的だった。
 「戦略的行政法務」という新たな行政書士像、そしてその思考方法を知ることができた。あとは自分自身がそれを実行していくことが大切だと思う。
 今回の研修会を通じて多くのことを学ぶことができた。また黒沢先生の研修会やセミナーに参加しようと思う。(K.H)