go to top
TOP > Weekly GNET
Weekly GNET

2019.10.01

Weekly GNET Vol.30(2019.9.27)

share

Weekly GNETとは
行政領域に関するニュースを中心に、それぞれ独自のコメントを入れて配信しています!
毎週木曜日までに起こったニュースに対してコメントしています。


1
政府、臨時国会の提出法案15本に絞り込み

政府、臨時国会の提出法案15本に絞り込み
https://www.sankei.com/politics/news/190926/plt1909260032-n1.html


■ 高橋
臨時国会を10月4日召集とする政府方針とのこと。会社法改正案、給与法改正案、教職員給与特別措置法改正案、国民投票法改正案などが審議される予定です。社外取締役の設置義務についてどうなるか特に関心を持っています。


2
ダウンロード違法要件、絞り込み検討へ 著作権法改正案

ダウンロード違法要件、絞り込み検討へ 著作権法改正案
https://www.asahi.com/articles/ASM9W0079M9VUCVL03W.html


■ 高橋
2019年3月の国会への提出は見送られていましたが、再検討し2020年の通常国会での改正案提出を目指すとのことです。違法要件をある程度詳細に検討しなければ、萎縮効果が働いてしまうと思います。著作を全部無料公開するビジネス戦略もありますから難しいですね。


3
ドローン禁止区域で防衛省ミス 現地見ずに地図で設定も

ドローン禁止区域で防衛省ミス 現地見ずに地図で設定も
https://www.asahi.com/articles/ASM9V42RFM9VUTIL012.html


■ 高橋
これからの空域の主役となるドローン。レッドゾーン・イエローゾーンといった前提の部分にミスがあるのはこわいです。ただ、ドローンの飛行許可申請についてはDIPSなど行政手続きのオンライン化が他に比べて進んでいるので、モデルケースとして期待しています。


4
「キャプテン翼」漫画家 高橋陽一 日本パデル協会名誉会長就任のお知らせ

「キャプテン翼」漫画家 高橋陽一 日本パデル協会名誉会長就任のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000023667.html


■ 高橋
かなり古いニュースですが、日本パデル協会名誉会長は高橋陽一先生です。今一番熱い!?パデル。一般社団法人日本パデル協会(JPA)は2016年6月に「パデルの水準の向上と発展を図ることにより、国民の余暇活動の充実に資するとともに、プロスポーツ選手の社会的地位の向上と発展に寄与する」事を目的に設立されています。


5
外国人にドローン規制周知 ラグビーW杯前に警視庁

外国人にドローン規制周知 ラグビーW杯前に警視庁
https://this.kiji.is/547395818883925089?c=113147194022725109


■ 飯田
外国人旅行者がドローンを飛行させて警察に捕まる事例が最近増えてきています。DID地区や空港周辺では航空法の許可が必要なことに加えて、東京都内だと条例で公園での飛行が禁止されています。今後、趣味でのドローンの飛行が国内でどのような制度に変わるのかわかりませんが、国際免許証のように国外の飛行許可や免許などを相互に承認する制度の必要性が出てくるかもしれません。


6
イベント民泊で国際交流 ラグビーファンに客室提供 「自然、文化伝えたい」

イベント民泊で国際交流 ラグビーファンに客室提供 「自然、文化伝えたい」
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/545573/


■ 飯田
来年の東京オリンピックを見据えて、今回のラグビーW杯ではイベント民泊を導入する自治体が増えているようです。特に、大分県、釜石市、熊本県、神戸市西区・北区、東大阪市ではイベント民泊をAirbnbが支援しています。宿泊客なども各地域の伝統文化でおもてなしを受けていて評判が良さそうなので、東京オリンピックの時にはより多くの自治体でイベント民泊が実施されるかもしれません。


7
ドローンとルール ミニ解説(中)農業用の規制緩和 人手不足で普及後押し

ドローンとルール ミニ解説(中)農業用の規制緩和 人手不足で普及後押し
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO50034070Q9A920C1TCJ000?s=5


■ 飯田
ドローンこれからの主な利用方法は空撮・農業・物流といったところでしょうか。規制の見直しや実証実験の内容などを見るとこのようなものが挙げられます。現在は大きな枠で見ると1つの航空法に基づく国土交通省の許可ですが、将来的に趣味目的なのか商業目的なのかであったり、用途によって規制の内容が変わることもあるかもしれません。


8
政府、パスポート郵送交付を検討 電子申請やカード払いも

政府、パスポート郵送交付を検討 電子申請やカード払いも
https://this.kiji.is/548112325583045729?c=113147194022725109


■ 飯田
郵便制度が向上したことによって民法が改正され契約の意思表示が到達主義に統一されたように、IT分野が発展したことによって法律の内容もデジタル化するべきでしょう。この旅券法の改正はその一つと言えます。今回でいうと、3条の「出頭」しなければ発券の申請ができないという規定、8条の「出頭」しなければ交付されないという規定、施行令1条の「収入印紙」で納付するという規定が改正の対象になります。


9
ルールを一時停止!自動運転は「規制の砂場」制度で劇的進化を遂げる

ルールを一時停止!自動運転は「規制の砂場」制度で劇的進化を遂げる
https://jidounten-lab.com/u_sandbox-autonomous


■ 飯田
国内では新技術等実証制度と呼ばれる「規制の砂場」は。国家戦略特区の本来目指す形であるように思われます。記事中にもあるように、「まずやってみる」という環境を構築することが重要だと思います。臨時国会でスーパーシティ法案が提出される予定ですが、自動運転などの技術的な実証実験のみならず、ライドシェアや日数制限のない民泊など新たなモデルケースを試す場でもあって欲しいですね。